家事代行

家事代行に洗濯・アイロンを頼む|対応範囲と伝え方、他サービスとの使い分け

家事代行に洗濯・アイロンを頼む|対応範囲と伝え方、他サービスとの使い分け

「洗濯機を回すのは自分でできる。でも、干して、取り込んで、畳んで、しまう——ここが終わらない」。

洗濯は工程が多く、しかも毎日発生します。家事代行に頼めるのか、頼めるとしてアイロンまでお願いできるのか。ここが分からず踏み出せない人は少なくありません。

結論から言えば、日常の洗濯(洗う・干す・取り込む・畳む)は多くの家事代行で対応範囲に含まれるのが一般的です。分かれ目になるのはアイロンがけのほうです。この記事では、4つの比較軸で他のサービスとの違いを整理し、タイプ別の選び方と当日の伝え方までまとめます。料金や対応範囲は各社で異なるため、金額は目安として読んでください。

結論:迷ったら「衣類の種類」で分ける

先に判断の軸だけ示します。

  • 日常着・タオル・シーツなど、量が多くて毎日発生するもの → 家事代行
  • スーツ・コート・礼服など、型崩れや素材が心配なもの → クリーニング店
  • 量が多くて持ち込む時間がないもの → 宅配クリーニングや洗濯代行

家事代行が得意なのは「自宅の洗濯機で洗える衣類を、まとめて片付けること」です。逆に、専門の設備が必要なものは無理に頼まないほうが結果的に安全です。

洗濯物を畳んで片付けるイメージ

4つの比較軸

軸1:対応範囲

日常の洗濯は多くの家事代行で対応しています。具体的には次のような作業です。

  • 洗濯機を回す(洗剤の指定があれば伝える)
  • 干す・取り込む
  • 畳む
  • 指定の場所に収納する

一方、アイロンがけは会社やスタッフによって差が出やすい作業です。「対応可能」と書かれていても、得意な人とそうでない人がいます。ワイシャツの枚数が多い、プリーツのある衣類がある、といった条件がある場合は、依頼時に具体的に伝えておくほうが確実です。

また、クリーニングが必要な衣類の洗濯は基本的に範囲外です。家庭の洗濯機で扱えないものは、専門の店に出す前提で考えましょう。

軸2:所要時間

洗濯は「待ち時間」が発生する家事です。ここが料理や掃除と大きく違う点になります。

洗濯機が回っている間にスタッフが待つのは時間の無駄になるため、実務では洗濯機を回してから他の家事を進め、終わったら干すという組み立てが一般的です。つまり、洗濯単体で頼むより、掃除など他の作業と組み合わせたほうが時間を有効に使えます。

2時間の依頼で「洗濯を2回まわして、干して、畳んで、さらに掃除も」と詰め込むと、時間内に終わらないことがあります。優先順位を先に伝えておくと、途中で時間が来ても大事なところから片付いた状態になります。頼み方のコツは家事代行の上手な頼み方|満足度が変わる「指示の出し方」にまとめました。

軸3:仕上がりへの期待値

ここは正直に整理しておきます。家事代行の洗濯・アイロンは「家庭でやる作業の代行」であり、専門店のプレス仕上げと同じ結果を期待するものではありません

  • 畳み方の好みがある場合は、初回に希望を伝える
  • アイロンの折り目の付け方に希望があれば、見本を見せる
  • 素材が繊細な衣類は、そもそも依頼から外す

「思っていた仕上がりと違った」の多くは、期待値のずれから生まれます。事前の共有で防げる部分が大きい項目です。

軸4:費用

家事代行の料金は時間制が中心で、洗濯だから割高・割安になるという仕組みは一般的ではありません。同じ時間の中で何をしてもらうかという考え方になります。

一方、クリーニング店や宅配クリーニングは点数ごとの料金です。日常着を毎日出せば費用はかさみますが、スーツやコートなど点数が限られるものであれば合理的です。

料金の全体像は家事代行の料金相場|時間制と回数パックの違いと選び方の目安を参考にしてください。金額は各社・地域・時期で異なるため、必ず見積もりで確認しましょう。

サービスごとの費用を比べるイメージ

サービス別の比較表

家事代行クリーニング店宅配クリーニング洗濯代行(集配型)
主に扱うもの家庭の洗濯機で洗える日常着スーツ・コート・礼服など同左(かさばる衣類も)日常着をまとめて
作業場所自宅店舗業者の工場業者の施設
干す・畳む対応することが多い対象外畳んで返却されることが多い畳んで返却されることが多い
アイロン会社・スタッフにより差専門の仕上げ専門の仕上げ対応は業者による
費用の考え方時間あたり点数あたり点数・箱あたり重量・箱あたり
向いている場面洗濯以外の家事もまとめて頼みたい大事な衣類を確実に持ち込む時間がない量が多く回しきれない

(サービス内容・料金体系は各社で異なり、変更されることもあります。詳細は各社の公式情報でご確認ください。)

タイプ別の選び方

共働きで、平日に洗濯が回らない人

家事代行を定期で入れ、洗濯と掃除をセットで頼むのが現実的です。「週1回まとめて片付ける日をつくる」という発想に切り替えると、平日の負担が下がります。共働き家庭の外注の順番は共働き夫婦が家事代行を使うタイミング|どの家事から外注するかで整理しています。

ワイシャツのアイロンが毎週の負担になっている人

枚数が多いなら、クリーニング店や宅配クリーニングのほうが安定します。家事代行に頼む場合は、対応可否と枚数の目安を先に確認してください。

畳む・しまうだけが終わらない人

家事代行が合います。この工程は特別な設備が不要で、時間さえあれば片付く作業だからです。「畳まない」という前提で仕組みを変える方法は洗濯物を畳むのが嫌い・めんどくさい人へもあわせてどうぞ。

触られたくない衣類がある人

範囲を区切って依頼できます。「このかごの分だけ」「この引き出しは開けなくて大丈夫です」と伝えれば済みます。

当日の伝え方——3つだけ決めておく

  1. どこからどこまでか……「洗う〜畳むまで。収納は不要です」のように工程で区切ります。
  2. 触らないものはどれか……自分で洗う衣類は別のかごに分けておくのが最も確実です。
  3. 優先順位はどれか……時間が足りなくなったときに何を残すかを決めておきます。

洗剤や柔軟剤の指定、乾燥機を使ってよいかどうかも、初回に伝えておくと次回以降の説明が短くなります。指示は口頭より、メモを1枚置いておくほうが伝わりやすいです。

まとめ

  • 日常の洗濯(洗う・干す・取り込む・畳む)は、多くの家事代行で対応範囲に含まれるのが一般的。
  • アイロンは会社・スタッフによって差が出やすいので、枚数と衣類の種類を先に伝えて確認する。
  • クリーニングが必要な衣類は無理に頼まず、専門店や宅配クリーニングに分ける。
  • 洗濯は待ち時間が出るため、他の家事と組み合わせると時間を有効に使える。
  • 仕上がりのずれは事前共有で防げる部分が大きい。範囲・優先順位・触らないものの3点を決めておく。

洗濯は「面倒な家事」というより「終わらない家事」です。工程のどこを外注するかを決めるだけでも、平日の景色は変わります。

まずは対応範囲と料金を見比べるところから始めてみてください。👉 家事代行サービスを比較する

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(対応範囲・料金・オプションの有無は各社およびスタッフによって異なり、変更されることもあります。本記事は一般的な傾向を整理したもので、最終的な可否は各社の公式情報と見積もりでご確認ください。)

よくある質問

家事代行にアイロンがけだけを頼めますか?

時間制のプランであれば、その時間内の作業内容としてアイロンがけを指定できる会社が多いです。ただし対応可否はサービスやスタッフによって異なり、枚数が多い場合は時間内に収まらないこともあります。「シャツ5枚」のように枚数を先に伝えて、時間内に収まるかを確認しておくと当日のずれを防げます。料金体系や対応範囲は各社で異なるため、申し込み前に確認してください。

下着や制服など、他人に触られたくない衣類はどうすればいいですか?

触れてほしくない衣類がある場合は、事前に「この洗濯かごの分はお願いします」「この引き出しは開けなくて大丈夫です」と範囲を区切って伝えるのが確実です。自分で洗いたい衣類はあらかじめ分けておくと、当日の説明も短く済みます。何をどこまで頼むかは利用者が決められるため、遠慮せず範囲を指定して問題ありません。

洗濯物を畳んで収納までしてもらえますか?

畳む作業まで含まれるサービスは多い一方、収納場所への片付けは「どこに何をしまうか」が分からないと進められません。引き出しにラベルを貼る、初回だけ立ち会って場所を伝える、といった準備をしておくと2回目以降がスムーズです。対応範囲は会社ごとに異なるので、収納まで頼みたい場合は依頼時に伝えておきましょう。